会社の理念や社風、事業内容、仕事の内容、先輩社員の声など、複数のwebページで構成されているのが特徴です。求職者が知りたいことを余すことなく伝えることが出来ます。
通常のHPは、お客様に見てもらうためのもの。
採用サイトは、求職者に見てもらうためのもの。
目的別に特化したサイトにしたい場合に使います。
あなたの会社について興味のある求職者は、どこからあなたの会社を知ったとしても、結局は会社のHPにたどり着きます。
ですから、求職者に応募を決断してもらうため、「会社の社風だったり企業ミッション」、「実際に働いている人の声」、「どんな人材を必要としているか」などを載せた採用サイトが必要になるのです。
ハローワークは、公的機関なので求職者から信頼されていますし、
indeedは、ネットで「職種+勤務地」で検索すると必ず上位に表示されます。
これほど強力で無料から使える採用ツールを利用しない手はありません。
もし、もっと早く集めたい、もっと多く集めたいときは、まずはindeedに課金すべきです。
indeedの検索結果の1ページ目は、スポンサー枠になっています。課金している企業専用ページになっているんですね。人気の職種の場合は、2ページ目までスポンサー枠になる場合もあります。無料で掲載している企業は、スポンサー枠以降に掲載されますから、かなり不利な戦いを強いられます。
indeedの課金は、リスティング広告と同じで、クリック課金です。ユーザーにクリックされるごとに料金が発生する仕組みです。クリック単価は自分で決めることが出来ます。当然、高い単価を設定している企業の方が上位に表示されます。
indeedが公表しているデータでは、
クリック数に対して0.3%~1.0%が応募に繋がっているそうですので、逆算すれば、欲しい人数に対していくらくらい予算を掛ければいいか、目安も計算できます。
もっと強力に採用したいのなら、indeed PLUSという選択肢もあります。
これは、indeedに掲載すれば、リクナビや、とらばーゆ、TOWN WORKなど、11種類の求人サイトに同時掲載されるサービスです。
これにより、約7割の求職者にリーチできると謳っています。
ハローワークの求人と組み合わせれば、相当数の求職者をカバーできることになりますね。
私が、「もうハローワークとindeed以外で掲載する必要はない」と考えるのはこのためです。
求職者から見た自社で働く魅力を徹底的に考えて
ハローワークの求人票を作り込む。
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求人票を元にindeed用の原稿を作成し、無料掲載する。必要に応じて課金する。
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興味を持ってくれた求職者を採用サイトに誘導し、応募を決断してもらう。
この流れを基本戦略とし、他の有料媒体や、SNS、ポスティング、リファラルを、状況に応じて組み合わせれば、ムダなお金を使うことなく、効率的な採用活動ができます。
採用サイトを作っただけでは、応募は来ません。なぜなら、作っただけでは、誰も見ないからです。求職者の目に留まらなければ、何もないのと一緒です。
採用サイトを作ったのなら、ハローワークの求人票や求人媒体にリンクを貼る。SNSで拡散する。名刺やチラシにQRコードを貼る。など、求職者に見てもらえる施策をしないと、作っただけでは誰も見てくれません。
求職者が知りたいことを追求した採用サイトを作って、適切に運用することが出来れば、応募は増えると思います。
しかし、それは、採用サイトの内容と、会社の実態が、完璧に一致していればの話です。
ウソの内容で採用できたとしても、すぐにウソがばれて早期退職されてしまいます。
採用サイトに力を入れる企業が、急激に増えています。
採用サイトが無いということは、これらの企業に対して、対抗する武器が無いのと同じです。
自社で働く魅力について、一度でも真剣に追及した経験があれば、自作できるプラットフォームはいくらでもあるので、必要十分な採用サイトを作ることが出来ます。
ぜひ、挑戦してみて下さい。