「直接リクエスト」とは?
企業が、ハローワークに登録している求職者を検索し、入社してほしい人材に直接求人情報を送れるサービスです。
これまでも、ハローワークに行って、求職者を紹介してもらう「リクエスト求人」というサービスがありましたが、これが、わざわざハローワークに行かなくてもネットで出来るようになりました。
いわば、「リクエスト求人」の進化版が実装されたのです。
今までは、ハローワークに求人したら応募を待つだけでしたが、これからは、自社に合いそうな求職者に直接アピールできるようになりました。
他の求人媒体でやっている、「スカウト機能」がハローワークでもできるようになったといってもいいでしょう。
これにより、採用までのスピード感が上がりました。
大変便利なサービスですが、いくつか制限があります。
1. 検索できる求職者は、ハローワーク経由でリクエストを受付けている方か、
求職者マイページを開設していて「求職公開」を可にしている方に限ること。
2. リクエストできる人数は、1件の求人につき、10人まで。
3. リクエストした日の翌日から起算して、
7日間経過して応募がなかった場合、辞退扱いとなる。
4. リクエストした求職者が「オンライン自主応募」を利用し採用に至った場合、
ハローワークを介した職業紹介にならないため、
企業は、「特定求職者雇用開発助成金」「トライアル雇用助成金」
「地域雇用開発助成金」を受け取ることが出来ません。
5. 求職者が公開している情報は、求職者本人の裁量で書かれているので、
経験や資格等は面接でキチンと確認しないといけません。
ハローワークでは責任取れませんよということです。
前提として、ハローワークインターネットサービスに会社登録をしていて、現在有効中の求人があることが必要です。
「求人者マイページホーム」画面の「現在有効中または申し込み中の求人」項目にある「求職者情報検索」から利用できます。
詳しい内容は、下記のハローワークのリーフレットからご確認ください。
「求職者マイページにリクエストを直接行うハローワークインターネットサービス「直接リクエスト」のご案内」(利用方法)
[PDF形式:610KB]https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000901326.pdf
今回追加された「直接リクエスト」はいわば「攻め」の求人です。
こちらから「うちの会社に来ないか?」とスカウトできるからです。
しかしながら、デメリットでも言いましたが、求職者が公開しているのはあくまでも自称です。
面接でしっかりと確認して、採用を検討しなければいけませんし、
冷やかしで「求職公開」している人もいるかもしれませんので、自社でしっかり精査する必要があります。
とはいえ、「オンライン自主応募」と組み合わせると、募集から採用までのプロセスがグッと短くなり、スピード感が上がることは間違いありません。
デメリットよりもメリットの方が大きいと言えるでしょう。
助成金を目当てにしていない企業や、すぐにでも人材が欲しい企業は、積極的に利用しましょう。
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